Close-up of green foliage with dappled sunlight

ジャーナル/Troubleshooting · 6分で読めます

植物の病気を写真で見分ける方法|斑点病・うどんこ病・根腐れ

斑点病、うどんこ病、さび病、疫病、根腐れを写真から見分けるコツと、AI診断のしくみ、そして病気ごとの初動の対処法を解説します。

かんたんに言うと

黄色い輪に囲まれた茶色い斑点なら斑点病、葉の表面の白い粉ならうどんこ病、葉裏のオレンジ色の粉状の突起ならさび病、根が黒く柔らかく異臭がするなら根腐れです。まず病斑の色・形・出ている場所を見て、そこから絞り込みます。

植物の病気は、症状が出た「場所」と「見た目」でかなり絞り込めます。ここでは、室内の観葉植物とベランダ栽培で実際によく起きる5つを、写真から見分けるポイントとあわせて整理します。

病気の見分け方一覧

よくある植物の病気と特徴

病気見た目の特徴初動の対処
斑点病茶色や黒の斑点、周囲が黄色い輪状に患部の葉を除去、葉水をやめる、風通しを確保
うどんこ病葉の表面に白い粉をまいたような膜重曹スプレーや専用薬剤、湿度と密集を改善
さび病葉裏にオレンジ〜茶色の粉状の突起感染葉を廃棄、殺菌剤、株元へ水やり
疫病・べと病水がしみたような暗色の病斑が急速に拡大感染部を大きく切除、雨よけ、殺菌剤
根腐れ株元が黒く柔らかい、土から腐敗臭抜いて黒い根を切除、新しい用土へ植え替え

梅雨と病気の関係

日本で植物の病気がいちばん増えるのは6〜7月の梅雨です。気温が高く空気が動かず、湿度が80%を超える環境は、糸状菌にとって理想的な条件だからです。この時期は、水やりを減らすことよりも「風を通すこと」を優先してください。サーキュレーターを1台回すだけで、発病率は目に見えて下がります。

写真から診断するときのコツ

  • 自然光の下で撮る。室内灯だと病斑の色が正しく写りません。
  • 葉の表と裏、両方を撮ります。さび病やハダニは裏にしか出ません。
  • 病斑の境目にピントを合わせ、健康な部分も一緒に写し込みます。
  • 初期の1枚だけでなく、進行した葉も撮ると精度が上がります。
  • 株全体の写真も1枚。症状の広がり方が診断の手がかりになります。

病気と生理障害の見分け

すべての斑点が病気とは限りません。輪郭がはっきりして左右対称なら、葉焼けや肥料焼け、水質による生理障害の可能性が高いです。逆に、境目がぼやけていて広がっていく、他の葉にも移る、といった場合は感染性の病気を疑ってください。

AI診断のしくみ

PlantMeの診断エンジンは、専門家が確認した数百万枚の写真で学習しており、500種類以上の病気に対応しています。写真を1枚撮るだけで数秒のうちに診断結果と具体的な対処手順を表示し、28言語に対応しています。

よくある質問

診断にはどれくらい時間がかかりますか?

写真を送ってから数秒です。精度を上げるには、症状が出ている葉の部分を、明るい場所でピントを合わせて撮るのがいちばん効果的です。

病気になった植物は元に戻りますか?

早く気づけば多くは回復します。斑点病やうどんこ病は治療によく反応します。根腐れの場合は、健康な白い根がどれだけ残っているかで決まります。

どのくらいの頻度で点検すればいいですか?

週に1回、葉の表と裏をさっと見るだけで十分です。それだけで、株全体や隣の鉢に広がる前に気づけます。

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